「金丸賀也のアート物語」

コンセプト

 現代美術と聞いても、なんとなくしっくりこないのは「現代」という言葉すら、もう重くて古くてしょうがないからだ。 「現在美術」と昔僕は宣言したが、それでもマダマダ不十分。そこでもっとヴィヴィッドに、オーセンティックに、アートを伝えるために、「ダイレクト」というコンセプトをここに発表する。 それは、直接的に街の中へ、メディアの中へ飛び込んで、まだ形としては見えないが、マグマのようにうごめいている未来のクリエーションを抽出することだ。 アートを探しに街に出よう。本も持たずに、地図も見ないで、肌に感じるものを探そう。 ここにオープンするランドマーク・ギャラリー「ダイレクトx」は、そのコンセプトに基づいて、90’sのxジェネレーションの生々しい姿を紹介するリキッドなクラブとなるべく生まれたものである。

BE DIRECT! GET DIRECT! DO DIRECT! AND TOUCH X!       

(伊東順二

会期  
1998年12月28日(月)~1999年1月11日(月)

会場  
LANDMARK Gallery

協力   
株式会社ジェクスト
たけしの誰でもピカソ

プロデューサー 
伊東順二

企画制作    
ランドマークホール

主催   
三菱地所株式会社

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