コンセプト
未曾有の惨事だった阪神淡路大震災が起こってから8年が経過した。貴重な人命の損失と共に、被災地域の経済的打撃もまた計り知れないものがある。しかし、官、民によって創設された(財)阪神・淡路産業復興推進機構を中心とした産業再生への取り組みはようやく一つの可能性を焙り出しつつある。県内に施設された1600KMにおよぶ光ファイバー網を利用したデジタルコンテンツポート計画である。コンテンツのハブポートになろうとするこの事業のひとつの核となるKOBEミーティングにVR文化フォーラムを迎え、先端映像技術への指針をともに模索することは復興への明るい光となるにちがいない。
タイトル
VR(バーチャルリアリティ) IN KOBEミーティング
「映像のゲノム」
日時
2003年11月7日(金) 10:00~17:30
会場
ジーベックホール
神戸市中央区港島中町-2-1
主催
(仮称)神戸デジタルコンテンツポート協会
財団法人阪神・淡路産業復興推進機構
共催
日本バーチャルリアリティ学会
後援
経済産業省、近畿経済産業局、兵庫県、神戸市、神戸商工会議所、(財)ひょうご中小企業活性化センター、(財)新産業創造研究機構、(財)ひょうご科学技術協会、兵庫県中小企業団体中央会、(社)兵庫工業会、(株)神戸新聞社、(株)サンテレビジョン、AM神戸、IBN、兵庫ニューメディア推進協議会、神戸マルチメディア・インターネット協議会、阪神・淡路マルチメディア産業交流会
入場料
無料
関連イベント
VR文化フォーラム in 神戸医療産業都市
「先端医療とVR(バーチャルリアリティ)」
2003年 11月 6日17時~
神戸臨床研究情報センター(TRI) 第1研修室
内容
- プロローグ
舘 暲 (東京大学教授) - 基調講演
「ピクサーとデジタルシネマの未来」
―ファインディング・ニモを中心に―
ローレン・カーペンター
(ピクサー アニメーションスタジオ シニア・サイエンティスト) - セッション-1 「映像の記憶」
伊東 順二
(プロデューサー・(財)阪神・淡路産業復興推進機構
デジタルコンテンツポート構想推進会議 総合プロデューサー)
大橋 力 (国際科学振興財団理事・主席研究員)
森村 泰昌 (美術家) - セッション-2 「VR映像の未来」
大村 皓一 (宝塚造形芸術大学教授)
河口洋一郎 (CGアーティスト・東京大学教授)
廣瀬 通孝 (東京大学教授) - セッション-3 「デジタルコンテンツポートへの期待」
舘 暲、森村 泰昌、廣瀬 通孝、 伊東 順二、
大村 皓一、原島 博、 大橋 力、河口洋一郎、 - エピローグ
原島 博 (東京大学教授)