「Re:Naître」とはフランス語で「誕生・回生」を意味します。 南三陸で新たに芽吹く生命への讃歌を、日本舞踊から翻案した映像作品で表現しました。2020年10月に復興の象徴として隈研吾氏が設計に参画した「中橋」を舞台に、南三陸町の“記憶”と“未来”を描きました。
舞台となった中橋は、上山八幡宮と南三陸旧防災対策庁を繋ぐように位置しています。その風景の中で何事もなかったように凪る海、飛び交うかもめ、数分ごとに表情を変える南三陸の美しい空と山々の息吹を表現して今を生きる南三陸町の人々に思いを馳せます。